平成27年度 卒業研究発表会
平成27年12月21日
- イベント
平成27年度の卒業研究発表会を12月17日(木)に行いました。
この発表会では、ITエキスパート科の3年生が授業で制作した作品を披露します。
前半はITスペシャリストコースの発表です。最新の技術を応用し、本格的なシステム開発に挑戦しました。
最初は古屋くん、山中くん、山本くんの発表。タイトルは「体験型ロールプレイングゲーム」です。
コントローラではなく、ジェスチャーでゲーム内のキャラクターを操作して冒険します。人間の動きを認識するKinect v2という機器を利用しました。
次は田村くん、藤村くん、森重くんの発表。タイトルは「Accessを使用した便利ツール各種」です。
スーパーやデパートで商品の配置を確認できるシステム、求人情報を検索できるシステム、学生の資格取得をサポートするシステムを作成しました。
続いて加藤くん、林くん、松本くんの発表。
タイトルは「認知症障害の予防や改善を図るための運動を伴った仮想空間体験」です。
「速度フィードバック療法」という医学療法を3次元の仮想空間で体験し、効果を測定するシステムを目指しました。
後半は画像クリエイトコースの学生から。CGや動画など、さまざまな映像作品が登場しました。
はじめに榎原さん、近本さんの発表。タイトルは「オリジナルキャラクターでの3Dアニメーション」です。
山口コアカレッジのイメージキャラクターを制作しました。MMDというソフトウェアを使い、音楽にあわせてキャラクターが踊る映像を披露しました。
次に藤田くんの発表。タイトルは「3Dプリンターで作成したキャラクターキーホルダー」です。
ゲームに登場するキャラクターのCGを制作し、3Dプリンターで模型を作りました。キャラクターの雰囲気を忠実に再現しています。
今度は、藤村くん。タイトルは「骨格を認識できるセンサーを活用して体形に合わせた仮想試着」です。
ITスペシャリストコースの学生と連携して、仮想試着アプリを開発しました。ディスプレイに表示された自分の映像にシャツやジャケットのCGがフィットして、好みのコーディネートを確認できます。
続いて河井くんの作品。タイトルは「SFロボットアニメの3D版宣伝用ポスター」です。
アニメ「交響詩篇エウレカセブン」がフルCGで映画化されたこと想定し、3Dモデルと宣伝用ポスターを制作しました。リアルな質感を表現しています。
最後は大村くんの作品。タイトルは「Honda N-ONE コンピューターアニメーション」です。
ホンダの軽自動車N-ONEのプロモーション用オリジナル動画を制作しました。タイヤの向き、ホイールの回転を工夫し、リアルな挙動を追及しました。
みなさん、すばらしい発表でした。
「ものづくり」への熱意が多くの人に伝わったのではないでしょうか。
いよいよ最優秀賞の発表となりました。
ITスペシャリストコースは「体験型ロールプレイングゲーム」、画像クリエイトコースは「Honda N-ONE コンピューターアニメーション」です。
また、今回はITスペシャリストコースの「認知症障害の予防や改善を図るための運動を伴った仮想空間体験」と画像クリエイトコースの「3Dプリンターで作成したキャラクターキーホルダー」に審査員特別賞が与えられました。
今回も、さまざまな分野で活躍しそうな作品が登場しました。
失敗もしましたが、積極的に難題に立ち向かうことで飛躍的な成長も見られました。
この経験は、これからの社会人生活で必ず役に立つことでしょう。