「情報セキュリティセミナー」 を受けて、メール攻撃を防ぎます。
平成26年11月21日
- イベント
近年、被害が拡大している悪質なメールやウイルスの対策について学ぶ「情報セキュリティセミナー」に参加しました。
( 主催:一般社団法人山口県情報産業協会、株式会社山口県ソフトウェアセンター )
セミナーは11月21日(金)、企業の経営者や技術者を対象に山口市の山口グランドホテルで開催されました。
本校の学生も、社会人に混じってセキュリティを勉強します。
タイトルは 「標的型攻撃に対するシステム設計策と標的型メールへの対応」
企業や組織に被害をもたらす標的型攻撃。
そのひとつである標的型メールは、巧妙に偽装したメールで相手をだまし、コンピュータを乗っ取って悪用する恐ろしい手法です。
講師は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)技術本部セキュリティセンターの土屋正さんです。
研究から得られた貴重な情報を紹介していただきました。
ひときわ目を引いていたのが「標的型メールの実演」です。
悪質なメールのリンクをクリックしただけで、コンピュータが乗っ取られて不正操作されてしまいました。
恐ろしい攻撃です。けれども、注意深く対処すれば被害を回避できます。
標的型メールのサンプルを参考にして怪しいメールを見分ける着眼点を教えていただきました。
「メールのアドレスを確認して、フリーメールであれば警戒する」
「ファイルの拡張子が不自然ではないかチェックする」
今日からすぐに始められる対策ばかりです。
学生の皆さん、知識や技術をしっかり身につけて攻撃を防いでくださいね。